2012年7月1日日曜日

退職して早や三月。

もう3か月になる。素浪人になって「しなければならないこと」から解放されたはずだが、存外に忙しい。毎日のように用事があって出かけていて、カミさんには「あなた辞めたんじゃなかったの?」と言われている。

何をしていたのか、簡単に整理してみた。

1)非常勤講師:日体大の大学院後期の「レジャー・レクリエーション学特論」が久しぶりに復活して  
 毎週火曜の1限は、ラッシュアワーをものともせず深沢通いをしている。院生は坂本君、岡田君  
 の2人。思いつくままのレジャー論、レク論を楽しんでいる。これはまあ、ボケ防止。

2)講師活動:一般の講師活動は「板橋グリーンカレッジ」(高齢者大学)の大学院で、「人間関係
 学」の講座を持って月に1,2回出かけていく。ここでは私もぐっと若手になる。そのほかあれこれ
 の講演や講義が15回ほど。

3)学会活動:ツーリズム学会との統合が大詰めとなり、準備の末に6月30日に統合大会を開いて
 「余暇ツーリズム学会」が誕生した。余暇学会会長を降りて次の世代にバトンタッチ。これからは
 新学会のお目付け役。余暇学と観光学との統合も重要で、学会で小さな発表を行った。
 
 
 

4)地域活動:フィールドはもっぱら町田市。生涯学習センターがスタートし、社会教育委員としてオ
 ープニングイベントを企画、寺脇研氏を招いたシンポジウムのコーディネーターを務めた。新たに 
 生涯学習審議会がスタートし、会長に推された。他方、町田市レクリエーション連盟が念願のNP
 Oを取得、本格的に活動を始めた。最初のイベント「遊びのまちづくりフォーラム」を実施、まずま
 ず恰好はついた。

5)さんさんくらぶ:10年目に入り、総会を終え、キャンプやファミリーコンサートの準備。田んぼ活
 動は、今年は子供たちや早乙女が集まらず、友人の爺さんたちと何とか田植えを終えた。ホタル 
 は昨年以上にたくさん出ている。

6)小野路のホールを小図書館にすべく、本の分類と整理に精を出す。

2012年5月7日月曜日

3月に実践女子短大を退職した時、学園のニュースに「退職者の弁」を書きました。評判が良かったので以下に採録します。


退職と聞いて竹馬の友は言った「まだ仕事なんかしてたのか」。

卒業生は言った「先生、あんまりのんびりし過ぎるとボケますよ」。

ゼミ生は言った「先生、私の結婚式までは元気でいてください」。

学長先生は言われた「生活福祉学科の遺産は守っていきますから安心なさい」。

事務局のある方はささやいた「先生がいなくなるとさびしくなります」。

地域のNPO活動家は言った「これからは我々と一緒にやりましょう」。

同僚は言った「あんたは規則が嫌いな人だったね」。

妻は言った「好きなことを最後までできてよかったじゃない」。

息子は言った「おやじは無事に人生を逃げ切れたね」。

娘は言った「パパ、ママといつまでも仲良くね」。

孫たちは聞いた「おじいちゃんからもうお小遣いはもらえないの?」

そして、かのジャン・クリストフは言った

「我が為せしことは僅かであった、されど我はそれ以上を為しえなかった。

いつの日か我は、新たなる戦いのために蘇るであろう。」

2012年5月6日日曜日

ブログをはじめました。

3月に退職しました。第2の人生のよりどころとして、ブログを作ってみました。いろいろ発信したいと思います。どうぞよろしく。